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ブックマークを整理するには?増えすぎた保存先を見つけ直す方法

仕切りカードを収めた木製の小箱と本棚を描いた水彩画

あとで読むつもりのページを保存する。そのページを探しているうちに、別の役立ちそうなページが見つかり、また保存する。読む予定は増えたが、読んだページの数は、それほど増えていない。

私は、ブックマークに反対ではない。覚えているつもりで毎回探し直すより、入口を残しておくほうがよい。ただ、入口の数を、身についた知識の数として数えるのは早い。

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増えすぎたブックマークは、何から整理するか

全部を一度に並べ直すより、今使っているフォルダや仕事を一つ選び、「繰り返し使う」「近いうちに読む」「役目が終わった」に分ける。削除を急がず、迷うリンクは確認用の場所へ移す。大量に変更する前には書き出し等で退避し、どのアカウント・端末と共有される保存先かも確かめる。

たとえば、毎週使う申請画面と、調べ物の途中で見つけた記事は、同じ使い方ではない。片方は開くために残し、片方は読むかどうかを決めるために残している。星がついたというだけで、一緒の列に置く必要はない。

巨人で投げた桑田真澄は、東大のコーチを務めた頃、選手が本やインターネットから次々と練習法を見つけてきたと振り返っている。そこで、何でも加えるのではなく、やるべき練習を絞るよう提案したという。

私は、その区別は認める。よい練習が十あることと、今日十できることは別である。巨人のコーチも、新しく知った理論を全部並べたから、選手へ一つ伝わったとは限らない。勉強した量を見せるための指導なら、選手の練習時間を使わず、コーチ同士で発表すればよい。

フォルダは、どんな分け方なら探しやすいか

「毎日使う」「今の案件」「あとで読む」など、開く目的を軸に大きく分け、必要になった場所だけ細かくする。どこへ入れるか毎回迷うなら、分類を減らすか名前を直す。すべてのフォルダを同じ深さまで作る必要はなく、よく使う入口だけ手前に置く方法もある。

仕事、参考、便利、その他。それぞれ立派な名前だが、一つの記事が全部に当てはまることもある。分類するたびに自分の考え方を思い出さなければならない棚は、棚のほうにも仕事が残っている。

桑田は、集めた練習法の種類ではなく、投手が狙ったところへ投げられるかを確かめ、キャッチボールの意味までさかのぼって説明している。新しいものを知らないから基本へ戻した、という話ではなかった。

巨人の名前で教える者なら、基本というフォルダへ入れたままの説明が、すぐ取り出せなければ困る。先輩の指導は大切です、と言うだけで、その中身が開かない。外側の名前を守ったから、伝統を保存できたつもりになっている。

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Chromeで名前の変更や移動をするには

パソコン版Chromeでは、右上のメニューから「ブックマークとリスト」→「ブックマーク マネージャ」を開く。各リンクのメニューから編集でき、フォルダへドラッグして移動できる。名前は「何に使うページか」が分かる形へ直す。管理画面のメニューにはHTMLへのエクスポートもある。端末や版によって表示名・操作は異なる。

「便利なツール」では、後で何が便利だったかを思い出すところから始まる。「画像の縦横サイズ確認」のように、使う用事が見える名前なら探す手掛かりになる。文書そのものの版を区別する話は、ファイル名の付け方で別に扱っている。

桑田の回想には、説明を受けた選手から実際に投げて見せてほしいと言われ、十球のうち八球を外角低めへ投げた場面がある。話の整理だけで終えず、何ができるかまで示したのである。

私は、よい説明を集めたコーチより、そこを見せられるコーチを評価する。保存先を百知っていても、今の一球について何も言えないなら、その百は選手へ渡した仕事になっていない。

ただし、桑田のような説明を保存したからといって、自分も同じことを教えられるとは思わないほうがよい。巨人で教わってきた者の言葉と、検索で見つけた者の言葉を、同じ名前で並べるところから間違う。保存した順番より、誰が何を積んで話したかである。

整理した後、また増やさないためには

保存時に用途を一つ決め、一時保存には見直す時点を設ける。読了した記事、終わった案件、重複したリンクは、その役目が残るかを確認する。ブックマークは通常ページへのリンクで、内容自体のバックアップではない。重要情報の保全は別に考え、書き出した一覧も第三者へ不用意に共有しない。

あとで読む場所を空にするため、別の「いつか読む」を作っても、読む仕事が移っただけである。本を買ったまま開けない場合の積読の見直し方とも通じる。残した理由が消えたのか、使う時点が変わったのかは、分けて考えたい。

一方で、昔の説明を、新しいものが来たからという理由だけで後ろへ送るのも感心しない。桑田が確かめたのは、その場で狙ったところへ投げられるかだった。新しく保存したという日付が、前より役立つという判定にはなっていない。

巨人のコーチが毎年新しい資料を増やし、昔の教えを奥へしまうなら、私はまず、その奥を開かせたい。最近開いていないという記録は、教えの古さではなく、本人が復習していない記録かもしれない。

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まとめ

ブックマークは、今使う場所から用途別に分け、開く目的が分かる名前へ直す。大きな変更前には退避し、一時保存は見直す時点を決める。分類を細かくすることより、必要なページを見つけ直せるかが目安になる。リンクの保存と、ページ内容の保全は別の作業である。

保存数が減ったことだけで、よく整理できたとは言えない。いま何を開くかが分かればよい。しかし、先輩から教わった説明を、最近使っていないからというだけで片づけるのは別の話である。

若い者の保存先は、用途が説明できなければ見直せばよい。巨人で長く教えてきた先輩の保存先なら、用途が分かるまで、まず読む側を育てる必要がある。中身を残すか決めるのは、それからでも遅くない。

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この記事を書いた人

何事も、まず基本から。聞かれていないことにも、答えはある。

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